メルカリ・ヤフオクで学ぶ!小学生のための商売体験&寄付のすすめ

はじめに:売って、仕入れて、寄付する──お金の流れを体験しよう

「子どもにお金の教育をしたいけど、どう教えればいいの?」そんな親御さんにおすすめなのが、 フリマアプリを活用した“商売体験”です。

この方法では、以下のステップを通じて、子どもが実際に「お金の流れ」を体験できます。

  1. 遊び飽きた不用品を売って資金を作る
  2. その資金で仕入れを行い、再び販売する
  3. 利益が出たら、目標額に達した段階で寄付する

「売る」「仕入れる」「利益を出す」「社会に還元する」──この一連の流れを体験することで、子どもはお金の価値や使い方を自然に学ぶことができます。


ステップ①:まずは“資金づくり”から。不用品を売ってみよう

家の中には、遊ばなくなったおもちゃや読まなくなった本、サイズアウトした服など、眠っている価値がたくさんあります。これらをメルカリやヤフオク、地域のフリーマーケットで出品してみましょう。

  • 子どもと一緒に値段を考える
  • 商品説明や写真撮影も体験させる
  • 売れたら「なぜ売れたのか」「なぜ売れなかったのか」を話し合う

このプロセスだけでも、価値の見極め・伝え方・交渉感覚など、商売の基本が詰まっています。


ステップ②:売上金で“仕入れ”をしてみよう

資金ができたら、次は「仕入れて売る」体験です。たとえば:

  • フリマで相場より安く売られている人気商品を探す
  • アクセサリーパーツを購入して、オリジナル作品を制作・販売する
  • 季節イベントに合わせた商品を企画する

ここで大切なのは、利益が出ても使わず、次の仕入れに回すこと。まさに「お金が原資となって増えていく」感覚を実体験として学べます。


ステップ③:目標額に達したら“寄付”で締めくくる

「不用品を売るのは恥ずかしい」「転売ってなんだかズルい?」──そんな心理的ハードルを乗り越えるために、目標額を決めて、達成したら寄付するというゴールを設けましょう。

  • 売上の一部を動物保護団体や災害支援に寄付
  • 子ども自身に寄付先を選ばせる
  • 「自分の行動が誰かの役に立つ」実感を得る

これにより、お金=社会とつながる手段という視点も育まれます。


まとめ:小さな商売が、未来の大きな学びに

この体験を通じて、子どもは「モノの価値」「お金の流れ」「工夫と行動の大切さ」を、机上ではなく実感として学ぶことができます。

ウォーレン・バフェットも、少年時代にガムや雑誌を売ることから始めて、やがて世界的な投資家になりました。大切なのは、小さく始めて、続けること。


実体験から感じた「初動の大切さ」

私自身、お金の勉強にもなると思い、子どもに不用品を子ども名義(年齢制限あり)のフリマサイトで売らせていました。最初は親と一緒に出品していたものの、いつの間にか自分でハンドメイド品を作って販売するようになり、さらに証券口座を開設して運用することを勧めた際も、抵抗なくすんなりと受け入れてくれました。

このスムーズな受け入れの背景には、やはり「売る・仕入れる・利益を得る・社会に還元する」という一連の体験が、お金の教育として自然に根付いていたのだと思います。

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