SF映画を通して観るリアル

SF映画に興味の無い人にとっては、荒唐無稽な夢物語など観るに値しない代物に過ぎないのかもしれない。しかし、未知の生物や絶滅したとされていた恐竜が現実に目の前に現れたとしたらどうだろうか?

SF映画好きの私にとって、怪物や宇宙人のデザインは映画の満足感を決定してしまう要素であるため「そんな形態は有り得ない」などと思ってしまうと、どんなに良い脚本であっても一気に冷めてしまい、十分に楽しめなくなってしまう。

1970年代のSF映画『エイリアン』は言わずと知れた宇宙生物が登場する傑作であるが初めて観た時の衝撃は約40年が経過した今でも鮮明に覚えている。

まだ小学生であった私の感想は「人がデザインしたものがなぜ生理的な恐怖を感じさせるのだろうか⁉︎」であった。

あの映像体験は、現実に現れた未知の生物を見たと錯覚したのであり、そんな自分自身の感覚に戸惑ったのだ。

人類以外の生物の住む未知の惑星に、生身の人間が到達する日はいつになるのだろうか? 遥か数世代も先になるのか、永遠に到達出来ないのだろうか?

そんな、数十年の生涯を賭けても答えの得られそうもないもどかしさを一瞬の錯覚でもいいから、満足させてくれるSF映画が発表されるのを今年も待ち望んでいる。

テーマ『ある惑星を探索する地球製アンドロイド』モレスキンノート(ポケットサイズ)にGペンと黒の水性ペン

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