【2026年相場予測】日経平均5万円時代に備える!横ばい相場で勝つ投資術とは?
2025年12月、日経平均株価はついに5万円の大台を突破しました。4月の「トランプ関税ショック」で一時3万円台前半まで急落したことを思えば、わずか半年で2万円以上の上昇という驚異的な回復劇です。
この急騰局面で新たに株式を購入した方の多くは、現在、含み益を抱えていることでしょう。特に、半導体、自動車、銀行、インバウンド関連など、幅広いセクターが買われ、TOPIXやマザーズ指数も連れ高となりました。
しかし、今こそ冷静に立ち止まり、「なぜ利益が出たのか」「この先どう動くべきか」を考えるタイミングです。
🌊 上昇相場では「何を買っても上がる」ように見える
2025年4月以降の相場は、まさに“地合いに乗る”ことで利益を得やすい「ベータ相場」でした。
- 日経平均株価:4月初旬の3万792円 → 12月には5万2636円(約+70%)
- 東証プライムの上昇銘柄比率:2025年6月時点で約85%の銘柄が年初来高値を更新
- 半導体・生成AI関連:東京エレクトロンやアドバンテストなどが年初来で+80〜100%超
このような相場では、多少割高な銘柄でも買えば上がるため、「自分の銘柄選定が当たった」と錯覚しがちです。しかし実際には、相場全体の上昇という“波”に乗れたことが大きな要因であることを忘れてはなりません。
🧭 投資の難易度が上がる「横ばい・選別相場」へ
2026年に向けて、投資環境は徐々に変化しています。複数の投資会社や金融メディアは、「上昇一辺倒の相場から、横ばい〜選別色の強い局面へ移行する」との見方を示しています。
🔹 マネックス証券(マネクリ)
「2025年は企業業績の上方修正と政策期待が株価を押し上げたが、2026年は選別色が強まる。PER20倍で日経平均6万円も視野に入るが、全体相場の勢いは鈍化する可能性がある」
🔹 ダイヤモンド・ザイ
「2026年の高値予想平均は5万6000円、安値は4万5000円。横ばい〜調整局面を想定する専門家が増えている」
🔹 野村アセットマネジメント
「構造改革銘柄や株主還元に積極的な企業への選別投資が継続。相場全体ではなく“テーマ”が主導する展開に」
🧠 今こそ「自分の投資軸」を見直す好機
相場が横ばいに入ると、“何を買っても上がる”時代は終わります。これからは、以下のような視点が重要になります。
- 業績の裏付けがあるか?
- 構造改革や株主還元に積極的か?
- テーマ性(AI、GX、インバウンドなど)があるか?
- 割高感はないか?
また、含み益がある今こそ、一部利益確定やポートフォリオのリバランスを検討する好機でもあります。
🔍 2026年に向けた注目材料
| 注目テーマ | ポジティブ要因 | ネガティブ要因 |
|---|---|---|
| 米国の利下げ | 株高・円高要因 | 景気後退リスク |
| 新NISA効果 | 個人マネーの流入継続 | 過熱感・需給悪化 |
| 賃上げ・構造改革 | 消費拡大・企業収益改善 | コスト増・人手不足 |
| 地政学リスク | 円買い・資源株上昇 | 市場の不安定化 |
✅ まとめ:「波に乗れた幸運」を“次の備え”に変える
2025年の上昇相場は、まさに“波に乗れた”ことで得られたリターンでした。しかし、2026年は「選別の年」になる可能性が高く、相場全体の恩恵を受けにくくなるかもしれません。
だからこそ今、以下のような行動が重要です:
- 含み益のある銘柄の一部利益確定やリバランス
- 横ばい相場でも強い銘柄の研究(高配当・自社株買い・構造改革銘柄など)
- キャッシュポジションの確保とリスク管理の再確認
「波に乗る」のは運かもしれませんが、「波に備える」のは戦略です。
次回予告:「横ばい相場で注目される投資テーマと銘柄選定の視点」について深掘りしていきます。
参考:
マネックス証券:2026年の株式市場見通し
ダイヤモンド・ザイ:2026年の高値・安値予測
野村アセット:Market Navi 2025年12月号
Yahoo!ファイナンス:日経平均株価の推移


