ChatGPTで簡単シミュレーション!オルカンに投資していたら今いくら?【AI活用術】
最近よく耳にする「AI(人工知能)」や「ChatGPT」。
「便利そうだけど、何をどう聞けばいいのか分からない…」と感じている方も多いのではないでしょうか?
実は、AIは“聞き方”さえ分かれば、誰でも簡単に使いこなせるツールです。
今回は、AI初心者の方に向けて「プロンプト(AIへの指示文)」の基本と、実際に使える具体例をご紹介します。
プロンプトって何?
プロンプト(Prompt)とは、AIに対して「こんなことをしてほしい」と伝えるための“指示文”のことです。
「2024年12月に10万円投資していたら、今いくらになってる?」
難しく考える必要はありません。
AIに話しかけるときの“質問の仕方”や“お願いの言い方”が、プロンプトだと思ってください。
今回は「もし過去に投資していたら?」を例に解説します
AIに何を聞けばいいのか分からないときは、「もし◯◯していたら?」という形式の質問がとてもおすすめです。
「去年の12月に投資をしていたら、今いくらになっていたんだろう?」
このような“たられば”のシミュレーションは、AIが得意とする分野のひとつです。
過去のデータをもとに、現在の価値を計算してくれるので、投資のイメージを掴むのにも役立ちます。
「オルカン」って何?
今回の例で使うのは「オルカン」という投資信託です。
オルカンとは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という商品の略称で、以下のような特徴があります。
- 正式名称:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 通称:オルカン(「オール・カントリー」の略)
- 特徴:日本を含む全世界の株式に分散投資できる
- メリット:1本で世界中に投資できるので、リスク分散しやすい
投資初心者にも人気が高く、「とりあえずオルカンから始めよう」と言われることも多い商品です。
AIに聞いてみよう!実用プロンプト例
プロンプト例:
「2024年12月にeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に10万円を投資していたら、2025年12月現在いくらになっていますか?株価の推移をもとにシミュレーションしてください。」
このように聞くだけで、AIは自動的に最新のデータを調べて、1年間でどれくらい増えたか・減ったかを教えてくれます。
プロンプトの書き方のコツ
- ① 具体的な日付を入れる:「いつ投資したか」「いつの時点での金額を知りたいか」を明確にしましょう。
- ② 金額を明記する:「いくら投資したか」を具体的に書くことで、AIが正確に計算できます。
- ③ 対象の銘柄を明確にする:正式名称を入れるとより正確です。
- ④ 「シミュレーションしてください」と依頼する:AIに何をしてほしいかを明確に伝えることで、期待通りの回答が得られやすくなります。
応用編:もっと詳しく知りたいときのプロンプト
応用プロンプト例:
「2024年12月にeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を10万円分購入していた場合、2025年12月現在の評価額はいくらですか?また、配当金があればその金額も含めて教えてください。」
このように「配当金」や「手数料」など、知りたい要素を追加することで、より実践的な情報が得られます。
AI活用は「自分の興味」から始めよう
AIを使いこなすために、難しい知識や専門用語は必要ありません。
まずは「自分が気になること」「知りたいこと」を、自然な言葉で聞いてみることが大切です。
たとえば…
- 「1日30分のウォーキングを3ヶ月続けたら、どれくらい体重が減る?」
- 「朝ごはんをプロテインに置き換えたら、どんな効果がある?」
- 「ブログのアクセス数を増やすには、どんなタイトルが効果的?」
こうした日常の疑問や仮説も、AIに聞けばすぐに答えてくれます。
まとめ:AIは“聞き方”次第で力を発揮する
AIを使いこなすコツは、ズバリ「プロンプトの工夫」にあります。
今回ご紹介した「もし◯◯していたら?」という形式は、初心者でも使いやすく、さまざまな分野に応用できます。
投資だけでなく、健康、家計、キャリア、趣味など、あなたの生活に役立つヒントがきっと見つかるはずです。
まずは気軽に、AIに話しかけてみてください。
あなたの「知りたい」「やってみたい」を、AIがサポートしてくれますよ。


