アイデアを捕らえるスケッチブック
閃きはいつどこで降ってくるのかは予想できない。外出先や移動中に閃いたアイデアを後で記録しようと思い、後になって、いざ思い出そうとしても記憶を呼び起こすことが出来ない。という経験はないだろうか。
本文より
ノートマニアの私は、最新のノートをチェックするために頻繁に文房具屋に立ち寄ることが習慣になっている。バーゲンセールの期間ともなれば「今しかない!」という衝動に駆られて、ついついまとめ買いしてしまう。
同じようにスケッチブックもバーゲン時によく購入するが、買ったはいいけれど使わないまま、次のバーゲンを迎えることが続き、我が家には未使用のスケッチブックが山積みになってしまっている。
その原因の一つは、ただお得だからという理由だけで買ってしまい、具体的な使い道を考えていなかったことにある。
高価なスケッチブックを使うのはもったいないという気持ちもあるが、紙の質や特性を考慮せずに購入すると、望んだ効果を得ることが難しくなるばかりか、作品を完成させるのも難しくなってしまうことがある。
趣味のイラストの下絵や仕事上のアイデア整理には、スケッチブックの方がブレインストーミングやマインドマップ作成に適している。最近は、100均で手に入るマルマンのポケットクロッキー帳を絵を描くだけでなくノート代わりに使っている。
クロッキー帳だと価格の安さから、描くことへのハードルが低くなり、いつでもどこでもサッと取り出してアイデアを書き留めることができるのが魅力だ。
閃きはいつどこで降ってくるのかは予想できない。外出先や移動中に閃いたアイデアを後で記録しようと思い、後になって、いざ思い出そうとしても記憶を呼び起こすことが出来ない。という経験はないだろうか。ノート以外の選択肢を考えたことのない方には、スケッチブックを創造的な仕事の一部として取り入れてみることをお勧めしたい。