街中で紅葉狩り

紅葉の季節である。私の職場は目の前に山が迫っているのだが、山肌を眺めると殆ど紅葉が見られない。紅葉が見られる山の木は広葉樹の木々であり、人の手が加えられていない原生の森の残る山である。人の手が加えられ材木をにするための杉の木や檜木(ヒノキ)などの針葉樹が植林された山では、ほとんど紅葉が見られない。

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山に紅葉狩りに行かなくても、街路樹や公園の木も赤や黄色に色付いている。このあいだ訪れた福岡市役所裏の公園では、イーゼルを立てて紅葉した木々をモチーフに水彩画を描いている人達を見かけた。日中は暖かいので、絵を描くにはいい場所である。

街中で紅葉を見るのに街路樹や公園も良いが、お寺や神社には昔から切られずに保存されてきた木や大木を見る事が出来る。敷地には自由に入れるところが殆どなので、身近な紅葉スポットとしておすすめだ。

変わったところでは、果樹も色づいている。いつもの通勤路にマンションやアパートの立ち並ぶ街の中に高さが4m程の柿の木があり、沢山なっている柿の実の重みで枝は垂れ下がり、紅葉した紅い葉と柿の実の柿色が混ざり合って、それは見事である。

植えた当初は、柿の実を食べる目的で植えられたのだと思うが、スーパーに行けばなんでも揃うこの時代と街中という立地のためか、誰も柿の実を収穫しないようで、ほぼ手付かずのままに今の姿となっている。そう考えると実を収穫していた昔は見ることの出来なかった姿であり、貴重なのかもしれない。

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