まだ始めてないの?ふるさと納税
我が家では、年末になるとふるさと納税の締め切り日(12月31日)に急かされるように、返礼品は何がいいかと、あれこれ考えるのが恒例になっている。
つい最近、私の職場でふるさと納税のことが話題に上がったのだが、その場にいた半数以上の人が利用していないことに驚いた。しかし、私自身も利用する様になって5年目だが、ふるさと納税が始まったのは2008年だから制度開始から10年程経ってから始めているので、いま振り返ると、もっと早く始めれば良かったと思う。
ふるさと納税の利用率について調べてみると、令和3年は「全国平均で12.45%」と10人に1人程度であり、最も利用率の高い「東京都で19.84%」しか利用していない。(引用:総務省 令和4年度課税における住民税控除額の実績等)
私からすると、メリットしかないのに利用しないのはなぜ?と思うのだが、私自身も利用を始める以前は”仕組みがよく分からない”とか”複雑で面倒だ”と感じて理解しようともしていなかったので、おそらく利用率が低いのは制度をよく知らないというのが大多数ではないだろうか。
これまでの我が家の返礼品の定番といえば ”チーズ詰め合わせ” や ケーキ や プリン といったスイーツだったのだが、ここ数年は、実家へ帰省する際のお土産の代わりに、ふるさと納税の返礼品を利用している。
ふるさと納税の返礼品は配送先を自宅以外にも指定できるので、自分の実家と妻の実家の両方に宛先を指定し、年末に届くように11月中に申し込みを行なっている。
手ぶらで実家に帰ることはないし、返礼品には”おせち料理”や”カニ”や”すき焼き用の牛肉”など正月には欠かせない食材も選べるので、あれこれ悩むこともなく申し込みはスマホで10分程度で完了する。
その後は、寄付をおこなった自治体から送られてくる書類に必要事項の記入と必要書類の添付を行い、ワンストップ特例制度を選択した場合は翌年の1月10日の申請期限までに返送する。確定申告の場合は3月15日が申請期限である。
今回、紹介した返礼品の他にも”娯楽施設の入場券”や”電化製品”もあるので、まだ利用したことがないという方はまずは”ふるさと納税サイト”を訪問してみてはどうだろうか。