カーシェアリングを4年間使って感じたメリット・デメリットと生活の変化
車を手放してカーシェアリングを利用するようになって、ちょうど4年が経ちました。
この期間で感じたこと、そして実際にかかった費用や生活の変化について、個人利用者の視点からまとめてみます。
🚗 車を手放した理由
きっかけは、子どもが成長して塾や習い事の送迎が不要になり、車の利用が主に通勤だけになったこと。
ちょうど車の買い替え時期だったため、維持費を見直す良いタイミングだと考えました。
📉 車を所有していた頃の年間コスト(概算)
| 項目 | 年間費用(目安) |
|---|---|
| ガソリン代 | 約10万円 |
| 任意保険料 | 約7万円 |
| 駐車場代 | 約12万円(都心部) |
| 自動車税 | 約3.5万円 |
| 車検・整備費用 | 約6万円(年平均) |
| 車両購入積立 | 約15万円(5年で75万円想定) |
| 合計 | 約53.5万円 |
これが、カーシェアリングに切り替えたことで、年間約10万円程度に。
つまり、約5分の1にまでコストを抑えることができました。
✅ カーシェアリングのメリット
- ガソリン代・保険料込みの料金体系
利用料金に燃料代や保険料が含まれているため、追加費用の心配がありません。 - 利用時間に応じた課金
週末や月数回の利用であれば、圧倒的にコストを抑えられます。 - 車種の選択肢が豊富
軽自動車からミニバン、SUVまで用途に応じて選べるのが便利です。 - ポイント制度による優遇
車内清掃や安全運転でポイントが貯まり、月額基本料が無料になったり、上位グレードの車両を追加料金なしで利用できる特典もあります。 - 家計への好影響
夫婦で2台所有していた家庭が1台を手放し、カーシェアを併用することで、年間数十万円の節約が可能です。
⚠️ カーシェアリングのデメリット
- 予約が必要
利用したい日時に希望の車種が空いていないことも。特に週末や連休は早めの予約が必須です。 - 車内清掃の義務
利用後は車内を元の状態に戻す必要があります。 - ペットの同乗不可
アレルギー対策などの理由で、ペットを乗せることはできません。 - 月額基本料が発生
利用がない月でも定額料金(例:月額880円〜)がかかるプランが多いです。 - 配車サービスなし
ステーションまで自力で行く必要があります。
🛍️ 私の使い方と生活の変化
普段の買い物は徒歩圏内で済ませていますが、郊外の温泉施設や大型ショッピングモールに行くときにカーシェアを利用しています。
予約はスマホやPCから簡単にでき、予定が決まっていれば数日前に予約しておくことで希望の車種を確保しやすくなります。
最初は「車がないと不便かな」と思っていましたが、今では特に困ることもなく、むしろ身軽さと経済的なメリットを実感しています。
🏙️ 都心生活との相性も◎
都心部は家賃や固定資産税が高いというデメリットもありますが、公共交通機関が発達しており、日常生活に車が必須ではありません。
カーシェアリングは「必要なときだけ車を使いたい」という都市生活者にとって、非常に合理的な選択肢だと感じています。
✍️ まとめ
カーシェアリングは、車を頻繁に使わない人にとっては非常にコストパフォーマンスの高いサービスです。
もちろん、使い方やライフスタイルによって向き不向きはありますが、私のように「通勤や週末の外出だけ」という方には、ぜひ一度検討してみてほしい選択肢です。


